kamome2004-03-26

こんな夢を見た。いりくんだ海岸線の砂浜で、凧揚げをしている。凧はカモメの形をしていてよく揚がる。近所のカモメたちが近づいてきてはあたりを旋回している。凧の糸をクイと引いて、カモメたちを驚かせて楽しんでいる。心当たりのある昔々の風景。あの頃の私はまだ遠い未来を予測できずに迷っていた。毎日のできごとに流されながら生きていた。原因のわからない不安が先立って、びくびくしながら生活していた。そんな夢を見ると、あの頃海岸で出会った人々に再会してみたくなる。私は成長したのだろうか。もう、別人の様に変わってしまって誰もわからないのかもしれない。あの、海岸へ。あの海岸へいかなくちゃ。